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日別アーカイブ: 2026年9月24日

くらしの店丹和NEWS~新人が伸びる職場、辞める職場~

皆さんこんにちは!

株式会社くらしの店丹和の更新担当の中西です。

 

~新人が伸びる職場、辞める職場~

 

 

洋菓子の仕事には、覚えることがたくさんあります。

材料の名前や計量方法、仕込み、焼成、クリームの扱い方、デコレーション、包装、接客まで、仕事内容は幅広くあります。

そのため、新人が入社してすぐ、ベテランのパティシエと同じように動けるわけではありません。✅

一つずつ経験しながら、少しずつできることを増やしていく必要があります。

今回は、新人が伸びる洋菓子店と辞めやすい職場の違いについて考えてみます。

★ 最初は材料の違いが分からなくて当然

経験者にとっては、小麦粉や砂糖、チョコレートなどの違いは当たり前かもしれません。

しかし、新人には種類や用途の違いが分からないことがあります。

だからこそ、「これを持ってきて」と言うだけではなく、何に使う材料なのかまで伝えることが大切です。✅

この材料を使うとどんな仕上がりになるのか。

どの商品に使うのか。

少しずつ理解することで、レシピを見る意味も分かるようになります。

☆ 計量の大切さを最初に教える

洋菓子づくりでは、正確な計量が大切です。⚖

新人は「少しくらい違っても大丈夫では」と感じるかもしれません。

だからこそ、なぜきちんと測る必要があるのかを説明することが重要です。

分量が変われば、食感や膨らみ方、仕上がりにも影響することがある。✅

理由を理解すれば、計量に対する意識も変わります。

★ “見て覚える”だけでは分からないことがある

洋菓子づくりは、先輩の動きを見ることで学べる仕事です。

しかし、見ているだけでは、なぜそのタイミングで混ぜるのか、なぜそこで止めるのかまで分からないことがあります。

だからこそ、動作だけではなく考え方まで言葉で伝えることが大切です。✅

「ここで混ぜすぎると仕上がりが変わりやすい」

「この状態になったら次へ進む」

こうした説明があることで、新人も少しずつ判断できるようになります。

☆ 質問できる職場は新人が伸びる

新人にとって、分からないことを質問できる環境はとても重要です。

「そんなことも知らないの?」と言われると、次から質問しにくくなります。

その結果、分からないまま作業を進め、材料を間違えたり工程を飛ばしたりする可能性があります。⚠

だからこそ、「分からなければ聞く」ということを当たり前にすることが大切です。✅

質問できる職場は、新人の成長だけでなく、商品の品質を守ることにもつながります。

★ 最初から速さを求めすぎない

洋菓子店の厨房では、時間を意識して働くことが必要です。

しかし、新人に最初からベテランと同じスピードを求めるのは難しいものです。

急かしすぎると、計量や確認が雑になる可能性があります。⚠

まずは正確にできるようになる。

次に一人でできるようになる。

その後で少しずつ早くなる。✅

この順番が大切です。

☆ 小さな仕事から任せる

新人には、最初から一つのケーキをすべて任せる必要はありません。

材料を準備する。

計量する。

器具を洗う。

簡単な仕込みを手伝う。

包装を覚える。✅

こうした仕事から始め、慣れてきたら少しずつ任せる範囲を広げます。

できることが増えると、「自分もお店の一員として商品をつくっている」という実感につながります。✨

★ 失敗したときの教え方が大切

新人であれば、計量を間違えたり、焼き時間を勘違いしたりすることもあります。

もちろん、お客様へ出す商品だからこそ、ミスについてはしっかり伝える必要があります。

しかし、ただ怒るだけでは次の改善につながりません。

どこで確認できなかったのか。

作業手順を理解していたか。

時間に追われて焦っていなかったか。✅

原因を一緒に考えることで、同じミスを減らせます。

☆ 仕上がりを見る目も少しずつ育てる

洋菓子づくりでは、レシピ通りにつくるだけでなく、状態を見る力も必要です。

焼き色はどうか。

クリームの状態はどうか。

デコレーションのバランスは整っているか。✅

新人には、完成品を先輩と一緒に見ながら、「ここが良い」「ここをもう少し整えよう」と具体的に伝えることが大切です。

見る経験を積むことで、自分自身で仕上がりを判断できるようになります。

★ 清掃の意味まで伝える

新人にとって、洗い物や清掃は「製造とは別の仕事」に感じることがあります。

しかし、洋菓子店では清潔な環境を保つことがとても重要です。

次の仕込みをしやすくするため。

道具を安全に使うため。

気持ちよく商品をつくるため。✅

なぜ清掃するのかまで伝えることで、仕事の意味を理解しやすくなります。

☆ 接客も商品づくりの一部と考える

洋菓子店では、厨房だけでなく販売に関わるスタッフもいます。

お客様から見れば、商品も接客もすべてお店の一部です。☺

気持ちよく挨拶する。

注文を丁寧に確認する。

商品の説明を分かりやすく伝える。✅

こうした部分も、新人に少しずつ教えていくことが大切です。

★ お客様の喜ぶ顔まで伝える

新人が厨房で作業していると、自分がつくった商品を誰が食べるのか見えにくいことがあります。

だからこそ、誕生日や記念日など、お客様がどのような気持ちで洋菓子を選んでいるのかを伝えることも大切です。✨

ただケーキをつくるのではなく、大切な時間を彩る商品をつくっている。

この意識が、仕事への責任ややりがいにつながります。

☆ 先輩の姿勢は新人が見ている

新人は、言われたこと以上に先輩の行動をよく見ています。

計量を丁寧にしているか。

材料を大切に扱っているか。

作業台をきれいにしているか。

お客様の商品を丁寧に仕上げているか。✅

「丁寧に仕事しよう」と言いながら、先輩自身が雑では説得力がありません。

基本を当たり前に続ける姿こそ、新人にとって一番分かりやすいお手本です。

★ 辞める理由は忙しいからだけではない

洋菓子業は、季節イベントなどによって忙しくなることがあります。

立ち仕事も多く、最初は大変に感じる人もいるでしょう。

しかし、新人が辞める理由は忙しさだけとは限りません。

質問できない。

何を覚えれば良いか分からない。

失敗すると怒られるだけ。

できるようになったことを誰も見てくれない。

こうした環境が続けば、不安は大きくなります。

忙しい職場でも、自分の成長を感じられれば続けやすくなります。☺

☆ 成長を言葉にして伝える

新人本人は、自分の成長に気づきにくいものです。

だからこそ、周囲が言葉にして伝えることが大切です。

「計量が正確になったね」

「仕込みの順番を考えられるようになったね」

「デコレーションがきれいになってきたね」✅

こうした一言が、自信につながります。

できていない部分だけでなく、できるようになったことも認めることが重要です。

⭐ 人を育てることも洋菓子店の大切な技術

洋菓子づくりには、経験を重ねることで身につく技術がたくさんあります。

生地の状態を見る力。

焼き上がりを判断する力。

クリームを扱う感覚。

美しく仕上げる技術。✅

こうした技術は、一日で身につくものではありません。

だからこそ、経験者が持っている知識や考え方を次の世代へ丁寧に伝えることが大切です。

私たちも、お菓子づくりの技術だけでなく、人を育てることも大切にしながら、一人ひとりが自信を持って働ける洋菓子店を目指していきます。✨