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くらしの店丹和NEWS~“段取り8割”は本当?~

皆さんこんにちは!

株式会社くらしの店丹和の更新担当の中西です。

 

~“段取り8割”は本当?~

 

 

洋菓子づくりでは、「仕込みが始まってから考える」のでは遅いことがあります。

ケーキや焼き菓子には、それぞれ異なる工程があります。

焼く時間が必要なものもあれば、冷ます時間が必要なものもあります。

生地を休ませる時間や、冷蔵庫で落ち着かせる時間が必要な商品もあります。❄

だからこそ、洋菓子づくりでは“段取り”がとても重要です。

「仕事は段取り8割」という言葉がありますが、洋菓子業にも当てはまる部分があります。✅

今回は、おいしい商品を安定して届けるための段取りについて考えてみます。

★ まずは一日の製造予定を確認する

朝、厨房に入ってから何をつくるか考えるのではなく、最初にその日の製造予定を確認することが大切です。

どの商品が何個必要なのか。

予約商品はあるのか。

店頭分はどのくらい用意するのか。

こうした内容を把握してから製造に入ります。✅

必要数が分かれば、材料の量や作業時間も考えやすくなります。

最初に全体を見ることが、良い段取りの第一歩です。

☆ 焼き時間と冷却時間から逆算する

洋菓子づくりでは、実際に手を動かしている時間だけでなく、“待つ時間”もあります。

例えば、スポンジを焼いた後には冷ます時間が必要です。

焼き菓子も、焼き上がった直後にすぐ包装できるとは限りません。

だからこそ、完成時間から逆算して仕込みを始めることが大切です。✅

「10時までに仕上げたいから、この時間には焼き始める必要がある」

このように考えることで、予定通りに商品を用意しやすくなります。

★ 材料は先にそろえておく

仕込みを始めてから材料を一つずつ取りに行っていると、作業が何度も止まります。

だからこそ、必要な材料を事前に確認し、使う分を準備しておくことが大切です。✅

小麦粉や砂糖、卵、バター、生クリームなど、レシピに合わせて準備します。

途中で「材料が足りない」と気づくことを防ぐためにも、在庫確認まで含めて段取りと考えることが重要です。

☆ 計量をまとめて進める

複数の商品をつくる場合には、計量作業の進め方も工夫できます。⚖

必要な材料をあらかじめ確認し、分かりやすく準備しておけば、仕込みに集中しやすくなります。

もちろん、取り違えが起きないよう、どの商品に使うものか分かる状態にしておくことが大切です。✅

早く準備することよりも、間違えずに準備することを優先する。

これが洋菓子づくりの段取りでは重要です。

★ オーブンの使用時間を考える

洋菓子店では、一台のオーブンでさまざまな商品を焼くことがあります。⚙

そのため、焼成温度や時間を考えながら順番を組むことが大切です。

長時間焼くものを先に入れるのか。

同じ温度帯の商品を続けて焼けるのか。

こうしたことを考えることで、待ち時間を減らせます。✅

オーブンの使い方まで計画できると、厨房全体の仕事がスムーズになります。

☆ 冷蔵庫のスペースも先に考える

冷やす必要がある商品をつくったのに、冷蔵庫へ入れるスペースがない。

この状態では、せっかく段取り良く製造しても次の工程で止まってしまいます。❄

だからこそ、製造予定に合わせて冷蔵庫の中も整理しておくことが大切です。✅

どの商品をどこへ置くのか。

仕掛品と完成品をどう分けるのか。

製造だけでなく、保管スペースまで考えることが良い段取りにつながります。

★ 仕上げ作業から逆算する

デコレーションケーキなどは、土台ができていても仕上げに時間がかかります。

クリームを塗り、絞りを入れ、フルーツや飾りを配置する。

さらに、箱詰めまで必要です。

だからこそ、「焼き上がればほぼ完成」と考えるのではなく、仕上げ時間まで含めて予定を組むことが大切です。✅

☆ 人員配置も大切な段取り

複数人で働く洋菓子店では、誰がどの工程を担当するかによって作業効率が変わります。

全員が同じ商品を仕込んでいる間に、仕上げ作業が止まってしまうこともあります。

だからこそ、経験や得意分野に合わせて役割を考えることが大切です。✅

仕込みを進める人。

焼成を確認する人。

仕上げを担当する人。

販売準備を進める人。

お互いの仕事がつながるように配置することが重要です。

★ 予約商品は特に早めに確認する

誕生日ケーキや記念日の商品など、予約品はお客様が受け取りを楽しみにしている大切な商品です。✨

だからこそ、当日になって初めて内容を確認するのではなく、事前に注文内容を確認しておくことが大切です。

受け取り時間はいつか。

サイズや種類は合っているか。

メッセージなどの指定はあるか。✅

早めに確認しておけば、必要な準備も落ち着いて行えます。

☆ 売れ方も段取りに生かす

洋菓子店では、曜日や季節によって人気商品や売れる時間帯が変わることがあります。

そのため、過去の売れ方を参考にしながら製造数を考えることも大切です。✅

午前中によく動く商品。

夕方に選ばれやすい商品。

季節によって需要が変わる商品。

こうした傾向を知ることで、無理のない製造計画を立てやすくなります。

★ 季節イベントは早めの段取りが重要

クリスマスやバレンタインなど、洋菓子店には特に忙しくなる時期があります。✨

こうした日は、通常営業と同じ感覚では間に合わないことがあります。

材料。

包装資材。

予約数。

製造スケジュール。

スタッフ配置。✅

早めに準備しておくことで、当日の負担を減らしやすくなります。

忙しい日ほど、事前の段取りが力を発揮します。

☆ “もしも”の時間を残しておく

洋菓子づくりでは、予定通りに進まないこともあります。

焼き上がりに少し時間がかかる。

仕上げに想定以上の時間が必要になる。

急な予約や追加注文が入る。

こうしたこともあります。⚠

だからこそ、一日の予定をぎりぎりまで詰め込むのではなく、少し余裕を残しておくことが大切です。✅

★ 最終確認まで含めて予定を組む

商品が完成したら、見た目や数を確認します。

注文内容と合っているか。

仕上げに気になる部分はないか。

包装や箱詰めに問題はないか。✅

確認する時間まで含めて製造スケジュールを考えることが大切です。

急いで完成させるより、最後に一度しっかり見る余裕を持つことが、安心して商品をお渡しすることにつながります。

⭐ “段取り8割”はおいしさと笑顔を支える

洋菓子づくりでは、実際に混ぜたり焼いたりしている時間だけが仕事ではありません。

製造予定を確認する。

材料をそろえる。

計量する。

オーブンの順番を考える。

冷却や仕上げの時間まで逆算する。✅

こうした準備があるからこそ、一つひとつのお菓子を丁寧につくる余裕が生まれます。

私たちも“つくり始める前の仕事”を大切にしながら、お客様に安心して選んでいただける、おいしく美しい洋菓子づくりを続けていきます。✨